キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーン♪
ひよこ組、12時間目の授業をはじめます!
ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!
目次
その1、離乳食をはじめる目安は?
- 首がしっかり座っている
- 大人が支えることで座ることができる
- 食べ物に興味を示す
- スプーンを口に入れても押し出すことが少なくなる
発育や発達には個人差があるので、一般的に5~6ヶ月に離乳食をはじめることが多いですが、あくまでも目安なのでお子さんの様子を見ながら焦らずはじめていきましょう!
離乳食にオススメな便利グッズについてまとめた記事もチェックしておいて下さいね♪
その2、離乳食の進め方と食形態の目安
月齢 | 回数 | 固さの目安 | 大きさの目安 | 口の動き |
離乳初期 5~6ヵ月 |
1回 | ヨーグルト状 | なめらかなペースト状 | 口を閉じて飲み込む |
離乳中期 7~8ヵ月 |
2回 | 豆腐くらいの固さ | 3mm~5mmくらい | 舌と上あごでつぶす |
離乳後期 9~11ヵ月 |
3回 | バナナくらいの固さ | 5mm~8mmくらい | 歯茎でつぶす |
離乳完了期 12~18ヵ月 |
3回 | 歯茎で噛める固さ | 1cmくらい | 歯茎で噛む |
これもあくまでも目安となっています!
お子さんの様子を見ながら進めていきましょう!
味付けはせず、素材の味で食べさせましょう。
離乳食での食材はアレルギーにも気を付けなければいけないので
離乳食で気を付けたい食べ物をまとめた記事もチェックしておきましょう!
その3、離乳食の進め方の例
週 | 1週 | 1週 | 1週 | 1週 | 2週 | 2週 | 2週 | 2週 | 3週 | 4週 |
日 | 1~2 | 3~4 | 5~6 | 7~8 | 8~9 | 10~11 | 12~13 | 14~15 | 15~21 | 21~ |
おかゆ | 1さじ | 2さじ | 3さじ | 4さじ | 5~10さじ | 5~10さじ | 5~10さじ | 5~10さじ | 5~10さじ | 5~10さじ |
野菜 いも |
小さじ1 | 小さじ2 | 小さじ3 | 量・種類を増やしていく | 量・種類を増やしていく | 量・種類を増やしていく | ||||
豆腐 白身 卵黄 |
小さじ1~ |
※1さじ=赤ちゃん用スプーン1杯
はじめて食べる食材は1種類ずつ1さじからはじめましょう
離乳食初期は舌ざわりや味に慣れることが大切なので、食べる量は気にせずに慣れさせてあげましょう!
その4、離乳食をあげるタイミングは?
母乳やミルクを飲ます前にあげるのが基本です。
離乳食を食べて体調が悪くなってもすぐに病院に行けるように
食べさせる時間帯は午前中か午後の早い時間帯にしましょう!
その後母乳やミルクは欲しがるだけあげてOKです!
その5、離乳食に必要な器具
🔶すり鉢、すりこぎ
🔶茶こし、裏ごし器
🔶キッチンばさみ
🔶小鍋
🔶ミニフライパン
🔶すりおろし器
使う期間は短いので、コスパの良いもので構いません!
最近では離乳食を簡単に作れるグッズも増えているので、そちらを購入するのも時短に繋がるのでオススメです!
離乳食は作ったら冷凍保存もできるので、製氷皿を使うと小分けも出来て便利ですね。
離乳食を冷凍保存したら1週間以内には使い切りましょう
その6、離乳食での留意点
⭐信頼できる大人と一緒に食べる
⭐赤ちゃんは摂食機能、消化機能、吸収能力が未熟なので体調や便性に留意し、無理のないように段階的にすすめていく
⭐食事の雰囲気づくりや環境に配慮し、ゆったりと落ち着いて食べられるようにする。
『おいしいね』などの声掛けも忘れずに行う。
⭐食器類、食具、椅子は適切なものを準備する
⭐離乳食を作るときはしっかり手を洗う
⭐離乳食は作りたて以外のものは再加熱する
⭐あげる時はスプーンは下唇にのせて口を閉じるのを待ち、水平にスプーンを優しく引き抜く
⭐スプーンは口の奥まで入れないようにする
⭐ひざに抱っこして、赤ちゃんの姿勢を後ろに少し傾けると食べさせやすい
その7、基本となる10倍粥の作り方
🔵お米から作る場合🔵➡米2分の1カップ、水5カップ
🔵ご飯から作る場合🔵➡ご飯30g、水1カップ
①鍋にごはんと水を入れ、加熱前に箸でごはんをほぐす。
②最初は強火で煮て、煮立ったら弱火にしてふたをずらして、蒸し煮にする。(20分)
③炊けたら火を止め、10分ほどふたをしたまま蒸らしてふっくらと仕上げる。
その8、離乳食中期に移るポイントは?
- 口を閉じてごっくんできているか
- 体調は順調に増えているか
- おかゆ、おいも、野菜に加え、白身魚や豆腐、卵黄などのたんぱく源が食べられるようになったか?
まとめ
食べることに少しずつ慣れさせていくことが大切なので、我が子のペースに合わせながら無理なく進めていきましょう!
そして『食べることが楽しい・嬉しい』と思えるような声掛けや雰囲気づくりを心掛けていきましょうね!