0歳(ひよこ組)

5時間目・生後1ヶ月について

こんにちは!ひーろー先生(@hero_consultant)です。

 

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

 

ひよこ組、5時間目の授業をはじめます!

 

 

 

ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!

 

その1、平均身長と体重は?


生後1ヶ月の赤ちゃんは、生まれてから、身長は約4㎝ほど伸び、体重は約1㎏増えていることが平均的ですが、個人差があるので赤ちゃんが元気であれば、気にしすぎないようにしましょう。

体重の増え方が1日平均20g未満で体重の増え方が心配なときは、小児科に相談しましょう。

男の子 女の子
身長 50.9~59.6cm 50.0~58.4cm
体重 3.5~5.9kg 3.3~5.5kg

 

その2、授乳量の回数と量

授乳リズムは整わなくても、それが当たり前の時期なので、「欲しがったらあげる」スタイルでOK!

粉ミルクや液体ミルクは、使用するミルクのパッケージなどに記載されている規定量が目安になります。

授乳回数の目安 授乳間隔の目安
生後1ヵ月頃~ 1日・8~10回程度 2~4時間くらい

 

🔵母乳不足の確認方法🔵

・体重の増え方が1日平均20g未満
・30分~1時間程度でおっぱいを欲しがるというように、授乳の間隔が短い
・ダラダラと30分以上もおっぱいを吸っている
・ぐずってなかなか寝ない
・便秘が続いている

 

⭐母乳不足対策⭐
・主食、たんぱく質、鉄分、カルシウムなど、バランスのとれた食生活
・水分補給もしっかりこまめに行う
・育児の合間に1日に何回かは体を横にして休む
・家族に協力してもらって、ストレスを溜めない生活を心がける

その3、睡眠について

個人差があるので、生後1ヶ月を過ぎたあたりから4~5時間寝るようになった赤ちゃんもいれば、1~2時間おきに泣いて起きてしまう赤ちゃんもいます。

 

なかなか寝ないときは、抱っこしてあげたり、添い寝して声をかけてあげたりしましょう。ママやパパを身近に感じると赤ちゃんは安心してくれますよ♪

 

まだ上手に眠れない赤ちゃんが多い時期なので、パパママは大変ですが気長に付き合ってあげましょう!

窒息のリスクがあるので、必ず寝るときは仰向けにしましょう!

 

その4、排泄について

生後1ヶ月までの赤ちゃんはうんちやおしっこの回数が多く、1日に10回以上、おむつ替えが必要になってきます。

この時期の赤ちゃんは、うんちが柔らかくゆるゆるとしています。

色は黄色や緑色が多く、白い粒が混じることも。

白い粒は母乳・ミルクに含まれる脂肪やカルシウムが固まったものですが、黄色いうんちに混じっている分には問題はありません。

酸っぱいにおいや血が混ざったような赤い色をしている場合は病気の可能性があるため病院を受診しましょう。

🔵便秘かどうか見分けるポイント🔵
✖1つでもあてはまったら要注意✖

・うんちをするたびに苦しい表情をしたり、痛がって泣くことがある
・下腹部を軽く押すと、いつもより硬い感じがする
・普段と比較して、母乳やミルクを飲んでくれなくなった

便秘にならないようにするため、お風呂上りやお出かけ後、寝覚めなどに水分が不足しないようにしましょう。

 

その5、生後1ヶ月の特徴

体を反らせたり、手足をバタバタと動かすようになり、中には口にこぶしを持っていく赤ちゃんも出てきます。

首はまだグラグラしていますが、顔を左右に動かせるようになり、うつぶせにすると顔を少し横に向けられる子もいます。

また、昼夜逆転してしまうこともしばしあるので、日中、起きている間はなるべく部屋を明るく、生活音も普通にある状態を保ちます。
そして、夜になったらカーテンを閉め、部屋を暗くして、静かな環境をつくることで自然と夜と昼のリズムが出来上がっていきますよ!

動くものを追う『追視』できるようになる

顔の周囲の筋肉が発達して、視力もついてきます。
あおむけに寝かせて、目の前でカラフルなガラガラなどをゆっくり左右・上下に動かしてると、少しずつですが、目で追うようになります。

 

泣き方のバリエーションが出てくる

おむつがぬれている時やおなかがすいている時、甘えている時やぐずってる時、暑い・寒いという感情を訴える時などで泣き方に違いが出てくる赤ちゃんもいますよ!

 

早い子だとクーイングがはじまります

「あー」「うー」といった声を出すこともありますが、これはクーイングといって言葉の始まりです。

赤ちゃんが声を出していたらパパママは赤ちゃんの真似をして、積極的に声に応えてあげましょう!

その6、生後1ヶ月からはじめたいこと

1ヶ月検診に行きましょう

基本的に出産した病院かかかりつけの小児科で受けます。

健診の30分前までに授乳を済ませておきましょう。

赤ちゃんの全体的な成長、体重の増え方をみます。
それ以外に心臓の音を聞いて先天性の心臓疾患がないか、水頭症(すいとうしょう)などの病気がないか、股関節(こかんせつ)の開き具合はどうかなどを確認します。
体内のビタミンKが不足すると頭蓋内出血を起こすことがあるので、ビタミンK2シロップを投与します。

●原始反射
●おへその状態
●筋性斜頸股関節脱臼の有無
●筋肉の緊張
●視覚
●聴覚
●身体測定
●診察(全体観察、皮膚の状態、胸・背中の聴診、口の中の診察、おなかの触診)
●大泉門の触診
●陰のう(男の子)・外陰部(女の子)の状態
●問診

初めての育児の不安や疑問もこの機会に相談して不安を解消しておきましょう。

 

パパ、ママと一緒にお風呂デビュー

🔶母乳やミルクを飲んだ直後は避けましょう
🔶湯温は38~40度にして、短い時間で済ませましょう
🔶日中や寝る前など赤ちゃんが起きている時間に入れましょう
🔶バスタオル、着替え、おむつ、ママの着替え等、準備をしてから入れましょう

お風呂の手順(例)

1.着替えなどの準備
リビングなどのお世話スペースに、赤ちゃんの着替えなど湯上がりに必要なものを用意。
紙おむつは広げて、ギャザーを立てておきましょう。

2.脱衣所にねんねスペースを作る
ハイ&ローチェアなどにバスタオルを2枚重ね、ねんねスペースを作ります。
床に寝かせる場合は周囲に危険なものがないか確認し、バスタオルを2枚重ねて寝かせましょう。寒い時期は、事前に脱衣所を暖めておくこと。

3.ママが先に入浴
チェアに赤ちゃんを寝かせ、落ちないようにしっかりベルトをして待たせます。
浴室のドアは開けておいて赤ちゃんが見えるようにすると、赤ちゃんも安心し、安全も確認できます。

4.赤ちゃんを湯船に入れる
赤ちゃんの体を軽くお湯で流してから、抱っこして浴槽へ入ります。
のぼせやすいのでつかるのは胸までにしてあげましょう。

5.上から順番に洗いましょう
上から洗うのが基本ですが、冷えるのが心配なときは、頭は最後でもOK。洗髪後はタオルですぐふきます。くびれなど汚れがたまりやすい部分は念入りに洗ってくださいね。

6.赤ちゃんの体をふいて、タオルで包みましょう
脱衣所のチェアに赤ちゃんを寝かせ、1枚目のバスタオルで赤ちゃんをくるみ、ママはバスローブなどをはおってから、軽くふきます。
2枚目のバスタオルで赤ちゃんをくるんで、リビングなどのお世話スペースに移動します。

 外気浴を浴びにお出かけへGO!

外の世界は、赤ちゃんにたくさんの刺激を与えます。
初めて感じる風、光、音、色…。
「いい天気だね」「風が気持ちいいね」「あれ、鳥さんが鳴いているよ」
……そんな声とともに、さまざまな外界の刺激が赤ちゃんの脳に届き、脳の神経回路が繋がっていきます。

初めてのお出掛けについて詳しく書いた記事もチェックしてみてください♪

 

まとめ

赤ちゃんの成長は個人差があるので、基準はあくまでも目安です!

ゆったりとした気持ちで構えながら、赤ちゃんの成長を楽しんでいきましょう♪

ママ自身の体にも気を配り、周囲と協力体制をとりながら、少しずつ家事と育児の両立に慣れていきましょう!

 

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今日も明日もたくさんの幸せが舞い込みますように!

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