
キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーン♪

ひよこ組、20時間目の授業をはじめます!
ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!

その1、平均身長と体重は?

ハイハイ、つかまり立ちと筋肉を使うことも増えるので、体つきは少し引き締まってくるでしょう。
「太り過ぎ」「やせ過ぎ」が心配になることもありますが、身長や体重は個人差が大きいので数値内に収まっていれば心配いりませんよ!
◆平均値◆ | 男の子 | 女の子 |
身長 | 67.4~76.2cm | 65.5~74.5cm |
体重 | 7.16~10.37kg | 6.71~9.85kg |
その2、授乳量の回数と量

授乳回数の目安 | 授乳間隔の目安 | |
生後9ヵ月 | 2~5回/1日 | 約4時間 |
1回あたりの母乳やミルクの量は、100〜200mLが目安となります。1日の合計が400~500mLとなるようにすると良いでしょう。
離乳食もこの頃から3回食(10時、14時、18時目安)になってきます。
離乳食後期についてまとめた記事もチェックしてみて下さいね!
その3、睡眠について

平均睡眠時間は11~13時間。
体内時計が整いはじめ、夜にまとまって寝られるようになるため夜泣きが減ってくるでしょう。
お昼寝も午前と午後に1回ずつ、1~2時間程度と少なくなってきます。
夕方の時間にお昼寝してしまうと夜眠れなくなり、生活リズムが崩れる原因となるので、午後のお昼寝はなるべく夕方になる前に切り上げましょう!
夜泣きについての記事もチェックしておいて下さいね!
窒息のリスクがあるので、必ず寝るときは仰向けにしましょう!
その4、排泄について

消化機能の成長に伴い便のにおいや固さ、形は大人のものに近づいてきます。
回数は1日に1〜2回程度になり、量も定まってきますよ!
その5、生後9ヵ月の特徴

手づかみ食べ、遊び食べがはじまる
食器やスプーンを持ちたがり、身を乗り出して食べ物を掴むなど積極的な食事への行動が見られてきます。
そんな時はむやみに禁止したり、意欲だからとさせすぎないように言葉や動作を添えながら気持ちの良い状態で食べられるようにしていきましょう。
遊び食べは、食べることよりも遊ぶことに興味が向いている状態で、食欲、集中力、手先の動きなどがしっかりと発達するまで(1歳~2歳くらい)続きます。
発達上の問題で決してしつけの問題ではないので、おおらかに見守りながらも遊び食べが始まったら食事を切り上げたり、汚れてもいいようにテーブルの下にシートを敷く、汚れてもいい服装で食べるなどの工夫もしていきましょう!

後追いがはじまる

後追いは、ママや周囲の人に対して愛着や信頼感が芽生え、特別な存在だと認識できるようになることをきっかけに始まると考えられていて、成長の証でもあるんです!
少しでも視界からいなくなると大きな不安を感じ、泣き出したり探し回ったり、障害物があっても後追いをしてくるため目が離せなくなります。
とことんベタベタしてあげる時間を作って気持ちを満足させてあげたり、こまめに声をかけてあげたり、家事も完璧を目指さずできる範囲で行ったり、今しかないこの期間を楽しむくらいの気持ちで接してみましょう!
感情表現がさらに豊かになってくる
「ブブブ」「バババ」など、唇をつかった声も盛んになります。
盛んに意味のない言葉を発するようにもなり、表情もさらに豊かになってきます。
「ばいばい」など簡単な動作を理解して、まねする子も出てきますよ!
子どもの発語や仕草を優しく受け止め、その意味を理解しようとし、言葉に置き換えて話したり、共感したりしましょう。

ハイハイが早くなり、お座りも安定してくる。つかまり立ちや伝い歩きも出来るようになってくる。
十分に動けるように環境を整えながらもバランスを崩しやすいので、危険には常に留意しましょう。
つかまり立ちや伝い歩きをする時は、周りに玩具が散乱していないか注意し、転倒しても怪我に繋がらないようにジョイントマットやコーナーガード、ドアストッパーなどをつけ、しっかり環境を整えてあげましょう。

一人遊びをするようになる
お気に入りの玩具で一人遊びをするようになります!
また玩具以外にも身の回りにあるあらゆるものに興味を示し遊ぼうとするので、事前にさわられて困るものや、誤飲の恐れがあるものは赤ちゃんの手の届かない場所に保管するようにしましょう!
オススメの玩具がまとめてある記事もチェックしてみて下さいね!

その6、9~10ヵ月健診について

この時期の健診は、人やおもちゃなどにきちんと関心を示すか、視線が合うか、ハイハイやつかまり立ちの兆候が見られるかなどを確認する目的で実施されます。
また、離乳食が2〜3回食になる時期でもあるので、内容の確認や歯磨きの指導なども行われます。
⭐費用
自費で支払う自治体と、無料(または一部助成)の自治体があります。
⭐診察場所
保健センターや小児科などで行います。
⭐健診内容
- 病気や障害の早期発見
- 身体面、精神面、運動面での発達確認
- 就寝、食事時間などが規則正しいかの確認
- 乳歯の有無
- 予防接種の進行具合
- 離乳食の進行具合
- 授乳や食事、排泄の回数
- ハイハイをするか
- 物につかまらせるとしばらく立っていられるか
- 後追いをするか
- 周囲の動作をまねることがあるか
- 注意をすると親の顔を見るか
- 親の向いた方や指さした方向を見るか
- 「いないいないばあ」をすると喜ぶか
- 好きな遊びは何か
- 手足の動きで気になることがあるか
- 目の動きで気になることがあるか
- これまでにかかった大きな病気はあるか
- 今までに受けた予防接種
⭐持ち物
- 母子手帳
- 問診票と乳児健診券
- おむつ複数枚
- お気に入りの玩具やお菓子
- おしり拭き、おむつを入れるビニール袋
- 着替え
- タオルやガーゼ
- 調乳用のミルク、または授乳ケープ
- 水やお茶
- 質問したいことのメモ
まとめ
心身の発達が進み、成長がとても楽しい時期ですが、後追いなどのはじまってくるので、目が離せなくなったり、ストレスも溜まりやすくなります。
赤ちゃんの欲求をできるだけ叶えてあげながらも、ママがゆっくり休める時間を周囲の協力を得ながら作っていきましょう!

