0歳(ひよこ組)

2時間目・新生児の沐浴について

こんにちは!ひーろー先生(@hero_consultant)です。

 

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

 

ひよこ組、2時間目の授業をはじめます!

 

 

 

ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!

 

その1、沐浴ってなーに?

新生児期の赤ちゃんは抵抗力が弱く、お肌がとてもデリケートです。

そのため、大人と同じ湯船での入浴は避け、ベビーバスなどの専用の容器で汗や汚れなどを洗い落としていきます。

これが沐浴です!

その2、沐浴って何の為にするの?

赤ちゃんの身体をしっかり観察できる

見落としがちな衣類下の傷や湿疹も沐浴中は見つけやすくなります。

 

血液循環を良くし、新陳代謝を高める

沐浴によって血行を良くし、新陳代謝が高まると、哺乳力も高まっていきます。
たくさんおっぱい(またはミルク)を飲んでもらうためにも、沐浴が必要なんです。

 

全身の清潔を保つため

赤ちゃんは体温調節機能が未発達な分、汗をたくさんかいて体温を調節するため、大人の2倍ほど汗をかくと言われています。
またオムツをしていることによってお尻も便や尿で汚れていて、皮膚もまだ未発達のためデリケートでかぶれやすかったり…。
毎日沐浴し、清潔に保つことが大事なんです!

 

その3、沐浴っていつまでするの?

赤ちゃんの沐浴は生後すぐから始まります。
1カ月健診で医師から大人と入浴してOKとお墨付きがもらえれば、沐浴から入浴に切り替えて大丈夫です。心配な人は、1カ月健診で医師に確認してみましょう。

ただ、生後1カ月を過ぎても赤ちゃんの体はまだまだデリケートなので、首の据わっていない赤ちゃんと一緒に湯船につかるのは不安な人もいると思います。
その場合は沐浴を続けても問題ありませんよ。

その4、沐浴の頻度・回数・いつするもの?

沐浴は、1日1回が基本ですが、汗をたくさんかいたり、うんちやおしっこで汚れてしまったりした時は、1日に数回沐浴を行っても問題はありません。

沐浴をする時間帯に特に決まりはないものの

夜遅い時間は、赤ちゃんがぐずりやすいので避けて下さいね。

また、授乳直後の沐浴はうんちをしやすいので、避けましょう!

沐浴は、毎日だいたい同じ時間帯に入れましょう!
授乳やご飯・就寝の時間を軸に、その前後で入れやすい時間帯を決めましょう!

 

その5、沐浴時の湯温は?

春、夏、秋は38~39℃、冬はプラス2℃ぐらい高い40℃ぐらいが適温です

沐浴の温度は、大人から考えるとちょっと低すぎない?と思うぬるめの温度が、
赤ちゃんにとっては適温になります。

寒い場所での沐浴は避け、20~24℃の暖かい部屋で行いましょう。
お風呂場は、冬場はどうしても寒くなりがちなので、事前にお風呂場を温めておいたり、暖かい部屋にベビーバスを持ってきて沐浴しましょう!

 

その6、用意しておきたい沐浴グッズ


・ベビーバス
さまざまなタイプがあり、大きさや素材、使い勝手など、ご家庭に合ったものを選びましょう。短い期間しか使わないので、レンタルを活用する方法もあります。

・洗面器(または手桶)
すすぎ、上がり湯用に使います。うんちの後にお尻を洗ったりと、洗面器は何かと使う機会が多いですよ!

 

 

・ベビーソープ(または沐浴剤)
ベビーソープは固形、液状、泡で出るタイプと種類がありますが、泡で出るプッシュタイプが使いやすくてオススメ!

 

 

・沐浴布(ガーゼ)・洗い布(ガーゼ)
お湯に入るとき赤ちゃんが怖がらないよう、お腹の上に乗せる大判の布を沐浴布と言います。沐浴ガーゼとして市販されていることが多いです。
顔や髪を洗う時に使う洗い布も別に必要になりますが、ベビーグッズとして市販されている小さめのガーゼでOKです。やさしい肌触りの布やタオルでも代用できます。

 

 

・バスタオル
家にあるものでかまいませんが、赤ちゃん用に市販されている正方形の大判タオルなら、おくるみのように包んで水分を吸い取れるので便利です。

 

 

・湯温計
お湯の温度を測るのに使います。

沐浴が不安なママにはベビーバスネットがオススメ!
ベビーバスにとりつけ、赤ちゃんを寝かせることができるネットです。
片手で赤ちゃんを支える必要がないので、万が一お湯の中に落としてしまうという心配がなくなります!

その7、沐浴前にやっておくこと

①着替えなどはすべて重ねておく

ベビーバスにお湯を張り、別の洗面器に上がり湯を準備

石けんや沐浴剤、ガーゼ、沐浴布、洗面器を用意

④湯冷め防止に、室温を少し高めにしておく

沐浴後に使う保湿クリームやへその緒のお手入れグッズや綿棒も用意

 

お風呂場以外の場所で沐浴させる場合、ベビーバスの下にレジャーシートなどを敷いておくと、多少水がはねても安心です!

 

その8、沐浴の手順

①お湯の温度を確認する

お湯の量は、胸の上くらいがベストです

②沐浴布をかけて足からお湯に

裸になると不安になり泣く赤ちゃんもいるので、沐浴布を体にかけて足からゆっくりお湯に入れましょう。体がプカプカ浮いてしまうときは、ベビーバスの底にお尻をつけて座らせるようにすると安定します。

③しぼったガーゼで顔を拭く

洗う順番は、顔などきれいな場所からだんだん下へ。目、耳、口の周りなどを、しぼったガーゼでやさしく拭きます。湿疹ができている場合は、石けんをよく泡立て洗い、ガーゼで拭くように流しましょう。

④頭を洗う

ガーゼで髪を濡らし、ママの手で石けんやシャンプーを泡立てて指の腹で洗い、きちんと流します。

頭を洗う時、耳にお湯が入らないよう気になるかもしれません。
赤ちゃんの耳を押さえるには、手を広げて親指と小指で赤ちゃんの両耳をふさぐようにしますが、手の小さいママの場合は届かないことも。そんなときは、耳たぶを下から軽く押し上げるようにするのがコツです。

⑤首からおなかを洗う

よく泡立てた石けんを手につけ、首から胸、おなかを洗います。首やわきの下など、くびれやしわは、汚れがたまりやすいので、特に丁寧に洗いましょう。くびれやしわなど皮膚と皮膚が重なったところは、できるだけ伸ばして、石けんをつけた指で洗うのがコツ。石けん分が残ると赤くなったりただれたりすることがあるので、しっかり流しましょう。

⑥手足を洗う

赤ちゃんが手を握っていたら、小指からママの手を入れると開きやすくなります。
手足の指の間やひざの裏側は、汚れがたまりやすいので特に念入りに洗ってあげましょう。

⑦背中、おしりを洗う

ママの手を赤ちゃんのわきの下に入れ、ママの腕に赤ちゃんの胸、手首にあごを乗せるようにして裏返しに。背中からおしりを洗います。おしりの割れ目の中も忘れずに。

裏返すのが怖い場合は、自分の手元側のベビーバスのふちに赤ちゃんを引き寄せ、ベビーバスの底におしりをつけて座らせるようにすると背中が見えて洗いやすくなります。

⑧性器を洗う

再び赤ちゃんを上向きにします。太もものつけ根をはじめ、女の子のしわやひだになった部分、男の子の袋の裏側などやさしく丁寧に指で洗いましょう。

⑨上がり湯をかける

沐浴布をはずして、洗面器に用意しておいた上がり湯をかけて、赤ちゃんの体に残っている石けん分をきちんと落とします。

⑩タオルで体を拭く

沐浴中、耳や目にお湯や泡が入った場合、少しくらい目や耳に水が入っても特に心配はありません。心配であれば、沐浴後に綿棒や清潔なガーゼなどでやさしく吸い取り、ケアしてあげましょう。

⑪クリームやローションを全身に塗る

まず、頭や顔の部分は、おでこ、鼻、頬、あごに保湿剤を少量つけて、ママの手のひらを使って優しく塗ってください。皮膚の薄い目の下や小鼻、耳のつけ根も忘れずに。ミルクやよだれなどで汚れやすい口の周りも、乾燥しやすいので丁寧に保湿しましょう!

次に、体の部分は保湿剤を手に取って、手のひらで軽く伸ばしてから滑らせるように優しく塗ります。腕や足のくびれ、しわの間、おしり、手足の指の一本一本まで、丁寧にしっかり保湿するのが大切です。

⑫おへその消毒

消毒液をつけた綿棒で、へその緒とおへその間を、くるりと回すようにしてケアしていきます。一般的にへその緒は、生後2~3週間ほどで取れるとされていますが、もしも、おへそがなかなか乾かずにジュクジュクの状態が続くようなら、小児科か産婦人科を受診してみましょう。

※赤ちゃん用の綿棒を使いましょう

まとめ

慣れるまでは手元がおぼつかないかもしれませんが、コツさえつかめば難しいことはありません。

洗い方の基本をきちんと頭に入れ、長くても10分以内に手早く洗ってあげましょう!

また、沐浴中に赤ちゃん自身がリラックスできるように『気持ちいね』『サッパリしたね』などの優しい声掛けも忘れずに♪

しっかり沐浴を通しても赤ちゃんとのコミュニケーションを図っていってくださいね!

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今日も明日もたくさんの幸せが舞い込みますように!

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