0歳(ひよこ組)

1時間目・新生児(生後1ヵ月)の洋服について

こんにちは!ひーろー先生(@hero_consultant)です。

 

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

 

ひよこ組、1時間目の授業をはじめます!

 

 

 

ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!

 

 

その1、新生児って生後いつまでのことを言うの?

赤ちゃんが生まれた日は生後0日としてカウントされ、生後28日間が新生児と呼ばれる期間となります。

新生児の期間を過ぎた、1歳までの赤ちゃんは乳児と呼ばれます。

 

その2、新生児期の洋服の種類について

基本となるのは短肌着。

 

汗取りという役割もあるので、特に新生児期は、どの季節でも短肌着を中心に、組み合わせを考えましょう。

 

気温に合わせて必要なアイテムをプラスします。

 

お出かけするときは、外でも調整しやすいように脱ぎ着させやすい形のものを選びましょう。

 

🔶短肌着(必要枚数5~6枚)


着丈が短く、重ね着しやすい短肌着。多くは打ち合わせ式で、成長に合わせて調節することが可能。
短肌着を頻繁に使う生後3ヶ月頃までは、ミルクを吐き戻したり、汗をかいたりして、頻繁に着替えを行うため、ある程度ストックがあると洗濯をまわす頻度もおさえられます

活発に動き出す生後3ヶ月頃から長くて生後6ヶ月には卒業することが多いようです。

 

🔶ワンタッチ肌着(短肌着と同じ役割をします)

時短でさくっと着替えさせられるのがワンタッチ肌着。

紐で留めるタイプの肌着は、着物のように前を合わせて2箇所を紐で結ぶため、慣れないうちは手間がかかってしまうこともありますが、そんな心配いりません!

 

🔶長肌着(必要枚数 春夏生まれ1~2枚・秋冬生まれ2~3枚)

長肌着の必要枚数は、春夏生まれで1~2枚、秋冬生まれで2~3枚あれば十分です。
生後1ヶ月頃になると足をバタバタさせて、裾がめくりあがってしまうことが多くなるため、生後1~3ヶ月頃で使用をやめるケースがほとんどです。

肌寒い季節は、短肌着に重ねて着させるケースもあります。

🔶コンビ肌着(必要枚数5~6枚)


長肌着に似ていますが、股下をスナップボタンで留めて、ズボンのように着られる肌着です。
裾が二股に分かれるので、足をバタバタしてもはだけないようなつくりになっています。
生後1~3ヶ月頃から使い始め、生後6ヶ月くらいで卒業するケースが多いようです。
部屋着やウェアの下に着る下着としての役割があります。

肌寒い季節は、短肌着に重ねたり、さらにその上にウェアを着せれば冬の防寒スタイルの完成。
夏の暑い季節は、室内で過ごす場合や近所をお散歩する程度なら、コンビ肌着1枚のみで過ごすこともあります。

🔶ウェア2WAYオール(3~4枚)

 

股下のスナップボタンを外して使えばおむつ替えが多い時期に便利なスカート型に、ボタンを留めれば足をバタバタしてもはだけないズボン型として活用できます。

ツーウェイオールと似たアイテムで、上下がつながったワンピースのような形状の「ドレスオール」があります。
新生児期はおむつ替えがしやすく便利なウェアなのですが、赤ちゃんが足をバタバタ動かすようになるとめくれ上がってしまうため、生後2ヶ月頃までしか使えません。
そのため、ツーウェイオールで十分代用ができます。

ツーウェイオールの必要枚数は、どの季節の出産でも3~4枚ほど用意しておくとよいでしょう。
使用期間は新生児期から生後5~6ヶ月頃まで使えます。

🔶カバーオール(必要枚数1~2枚)

トップスとズボンがつながった「つなぎスタイル」のウェア。足首もしくは足先までをしっかり覆う形をしており、股の内側をスナップボタンで留める仕様になっています。もともと股下が分かれたつくりになっているため、活発に動き始める生後3ヶ月頃から使い始めることが多いようです。

ツーウェイオールを卒業して、カバーオールを使い始めることもあれば、併用しながらサイズアウトするまで使い続けるケースもあります。

メーカーによって、新生児期~生後3ヶ月に対応する50サイズのカバーオールも取り扱っているので、ママによっては早い段階からカバーオールを着せるケースもあります。
その後、Tシャツ&ズボンのようなセパレートタイプの着こなしに移行する生後7ヶ月頃のタイミングでカバーオールを卒業するのが一般的です。

形は、前開きタイプと、頭からかぶるタイプの2種類がありますが、一般的には着替えやすい前開きタイプがオススメ!

出産前に用意しておくカバーオールの必要枚数は、季節問わず1~2枚程度で十分です。出産後、成長に合わせて買い足した方がサイズ選びにも間違いがなく、より効率的に購入できますよ!

 

🔶ボディスーツ(必要枚数2~3枚)

前開きや短肌着などと同じように紐で縛るタイプのボディスーツなら、新生児のうちから着ることもでき、ハイハイをはじめるくらいの生後6~7ヵ月くらいまで着用することができます。

はだけることもなく活発に動き回る赤ちゃんや子どもの肌着にピッタリなボディスーツは、夏場にはボディスーツ1枚で過ごすこともできますし、冬場も防寒に役立ちます!

その3、サイズの選び方について

 

生まれたときの赤ちゃんの身長や体重にはかなり個人差があります。

そのため、同じ月齢であっても、選ぶサイズが全く異なるということも起こりえます。

特にカバーオールなどのウェアは体に合っていないと、着心地も悪くなるので、始めは50~60サイズを数枚だけ用意して、あとは成長スピードに合わせて都度、必要なアイテムを買い足していくようにしましょう!

サイズ表示 月齢の目安 体重 身長
50 0~2カ月 3~6㎏ 40~50㎝
60 2~5カ月 6~9㎏ 50~60㎝
70 5~11カ月 9~11㎏ 60~70㎝

 

その3、素材はどんなものがいいの?

 

生地 季節 通気性 保温性 伸縮性 吸汗性
ガーゼ 春夏向け
天竺 春夏向け
フライス オールシーズン
スムース 秋冬向け
パイル オールシーズン

 

・刺激の少なく、肌触りのよい天然素材を選ぶ
・綿100%のアイテムは、吸水性・通気性が高いため、汗っかきな赤ちゃんにピッタリ
・季節によって生地を使い分けることで、より快適な肌心地をサポートできます

その4、月齢別の肌着の組み合わせ例

新生児期(サイズ50)

<春・秋>
短肌着 + ベビードレス

<お部屋で昼寝>
短肌着 + 長肌着(またはコンビ肌着かベビードレス)

<夏>
短肌着(またはコンビ肌着)

<肌寒いとき>
短肌着 + コンビ肌着 + ベビードレス

<冬>
短肌着 +コンビ肌着 + ベビードレス + ベスト

3カ月頃(サイズ60)

<春・秋>
コンビ肌着 + カバーオール

<夏>
ボディスーツ型肌着 + ボディスーツ

<冬>
カバーオール型肌着 + カバーオール + ベスト

6カ月頃(サイズ70)

<春・秋>
カバーオール型肌着 + シャツ + サロペット

<夏>
ボディスーツ型肌着 + Tシャツ + 短パン

<冬>
カバーオール型肌着 + シャツ + パンツ + ニット

着せすぎに要注意!

赤ちゃんの平熱は37度前後と大人より高めで、とっても暑がりです。
「風邪を引かないように」と、心配して必要以上に厚着させてしまうと、逆に、たくさん汗をかいて、体を冷やしてしまうことにもなりかねません。
赤ちゃんは「大人マイナス1枚」を目安に、薄着でOKだと覚えておきましょう。
「着せすぎかも?」と気になったら、赤ちゃんの表情を観察したり、背中に手を入れて汗をかいていないか、こまめにチェックしてあげましょうね!

その5、生まれつき別の洋服の種類と枚数(目安)


🌸春🌸
・短肌着:5~6枚
・コンビ肌着:4~5枚
・長肌着:1~2枚
・ツーウェイオール:3~4枚
・カバーオール:1~2枚
・ベスト:1枚

 

 


🌞夏🌞
・短肌着:5~6枚
・コンビ肌着:5~6枚
・長肌着:0~1枚
・ツーウェイオール:2~3枚
・カバーオール:1枚程度

 

 

🍁秋🍁
・短肌着:5~6枚(必須)
・コンビ肌着:4~5枚(必須)
・長肌着:1~2枚
・ツーウェイオール:3~4枚
・カバーオール:1~2枚
・防寒着:1枚

 

 

⛄冬⛄
・短肌着:5~6枚
・コンビ肌着:4~5枚
・長肌着:2~3枚
・ツーウェイオール:3~4枚
・カバーオール:1~2枚
・防寒着:1枚

 

まとめ

新生児の洋服は、体調管理にも重要なため、季節や月齢ごとの目安に加え、赤ちゃんの様子を見ながら慎重に!

さらに、出産前に用意しておきたい服の種類や枚数は、生まれてくる赤ちゃんの体型や成長のスピードなどによっても左右されます。

なので、始めは必要最低限のアイテムだけ準備して、成長に合わせて徐々に買い揃えてきましょうね!

 

➡2時間目・『新生児の沐浴について』に進む

今日も明日もたくさんの幸せが舞い込みますように!

パパママ心まんまるROOM

全国の同じ年齢の子を持つパパママや、プレママ同士で繋がれる場になっています。
子育てのちょっとした息抜きの場として活用していただいたり、悩んだ時は溜め込まずに ひーろー先生に悩み相談をして、さくっと解決しちゃいましょう♪

子育てはママ一人でするものではなく、みんなでするもの!
もうあなたは一人じゃありません!