キーンコーンカーンコーン♪
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ひよこ組、12,5時間目の授業をはじめます!
ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!
離乳食で注意すべき食材リスト
アレルギーには以下のような一覧表もありますが、それ以外にも気を付けなければいけない食べ物はたくさんあるので紹介していきたいと思います!
はちみつ
はちみつにはボツリヌス菌が含まれている場合があります。
腸が未熟な赤ちゃんはボツリヌス菌を吸収してしまい、中毒を起こす恐れがあるので危険です。
満1歳までは与えないようにしましょう。
青魚
サバ、サンマなどの青魚は、EPAやDHAなどの脂肪酸が豊富に含まれている優良食品ですが、アレルギーが心配。
1歳過ぎてから新鮮なものを十分に加熱して食べさせましょう。
マグロ(赤身)
マグロの赤身はよく加熱すれば中期からOKですが、パサパサとした食感で食べづらいので、歯ぐきで噛めるようになる後期からがおすすめです。
中トロや大トロは脂分が多いため、離乳食期は避けてください。
お刺身
生魚は消化が悪いため、離乳食を完全に卒業してから。
細菌感染による食中毒の心配があるので、新鮮なものを与えるようにしましょう。
2歳半くらいからなら衛生面の免疫や、消化吸収能力が上がってくるので、一般的には食べても良いと言われています。
貝類
貝類は消化が悪いため、1才以降にしましょう。
あさりやはまぐりなどの二枚貝はノロウィルスによる食中毒の心配があるので、新鮮なものを充分に加熱してから食べさせます。
牡蠣は食中毒の危険性も高いので、子ども自身が食べたいというまでは食べさせなくてOK。
あさりは鉄分が豊富なので、離乳食完了期以降にオススメな食材ではあります。
肉類
- 鶏ささみ…5~6カ月ごろ豆腐や白身魚に慣れてから
- 鶏挽肉…赤みの多い肉を選び、7~8ヵ月から。
- 鶏胸肉…ささみに慣れてから皮を除いて使用します。7~8ヵ月から。
- 鶏もも肉…脂肪分が多いので1才すぎてから。皮は取りのぞく。
- 鶏レバー…すりつぶしたり、細かく刻んで使います。9ヵ月から。
- 豚バラ肉…脂身を取り除き、細かく刻む。1歳を過ぎてから。
- 豚挽肉…なるべく赤身部分を選ぶ。湯通しor茹でて脂を落とす。9ヵ月から。
- 豚ヒレ肉…しっかり加熱して。1歳から。
- 豚レバー…すりつぶしたり、細かく刻んで使います。9ヵ月から。
- 豚赤身肉…脂身を除いて少量ずつ。茹でてすり潰してから。7ヵ月から。
- 牛ひき肉…しっかり加熱して。9ヵ月から。
- 牛もも肉…しっかり加熱して食べさせます。1歳から。
- 牛赤身肉…もも肉やヒレ肉などの脂肪分の少ない部位。とり肉に慣れてきたら少量ず つ。ゆでてすりつぶしてからなめらかにします。7ヵ月頃から。
- 牛切り落とし肉…脂肪分が多いので、脂を取り除くなどの工夫をすれば1才から。
- 牛豚合挽肉…脂肪が少ないものを選んで、少しずつ。9ヵ月から。
エビ・カニ・イカ・タコ
- エビ・カニ…加熱したものを食べるのは1歳から、生で食べるのは、3歳以降。アレルギーが増えるのは3歳頃くらいで小学生になってから発症するケースも多いので、ずっと注意は必要。
- イカ・タコ…噛み切るのが難しい食材なので、離乳食期には与えない方がいいです。1歳半を過ぎたら、小さくきって与えてもいいですが、飲み込みにくいので、喉につまらないように食事中はよく見守ってあげてください。生のイカは、噛み切りにくいことにくわえ、アニサキス(寄生虫)などの心配があるので、3歳以降にしましょう。
牛乳
初期は、牛乳ではなく粉ミルクをといてミルクがゆやミルク煮に。
アレルギーの心配がなければ、中期以降から牛乳を加熱して離乳食に使えます。
牛乳は温めると消化がよくなるので、牛乳だけで飲ませる時は必ず加熱をしましょう。
全卵
卵黄のみ離乳食初期からOK。卵白は離乳食中期からOK。全卵は、9ヵ月以降に。
アレルギーに気を付けながら少量ずつはじめていきましょう。
そば
いつから食べ始めて良いかというと
・1歳半をすぎた頃である
・体調がよい
・平日の昼頃まで(午前中)
この3つの条件がそろっている時にしましょう。
最初は、多量に食べてしまい重篤な症状がでるよりも少しだけで様子を見たほうがいいので、
・そばを茹でた湯で茹でたうどんを少し
・1㎝くらいのそば
など、少量で試すのがいいです。
大豆
大豆は消化が悪く、そのままの大きさで食べさせるとのどに詰まらせてしまうこともあるので、後期からよく煮たものをすりつぶしてあげましょう。
豆腐は火を通して初期から、納豆はゆでこぼしてつぶし、6ヵ月以降からOKです。
ピーナッツ
1歳を過ぎてから、よくつぶしてピーナッツあえなどに。
誤飲の心配もあるので、ピーナッツを粒のまま食べられるようになるのは、3歳過ぎです。
ピーナッツのアレルギーもあるので、様子を見ながら食べさせましょう。
ごま
栄養価は高いのですが、消化が悪いので、後期食以降にすりつぶしてごまあえなどに。
アレルギー体質の子は、ごまにも反応してしまう恐れがあるので、様子を見ながら食べさせましょう。
また、ごまアレルギーがある場合は、いちごやキウイの粒にもアレルギー反応を示すこともあります。
山芋
アクが強いので、生のまま食べると、大人でも口のまわりが赤くなることもあります。
子どもには刺激が強いので、後期食から火を通して食べさせましょう。
ごはんにとろろをかけると、かまないで飲み込んでしまい、消化が悪くなることがあるので「よく噛んで飲み込もうね」と教えてあげましょう。
もち
咀嚼力の発達を見て、よくかみつぶせるようになったら、1歳半過ぎからOK。
のどに詰まらせやすいので、細かく切って、食べている間は絶対に子どもから目を離さないようにしましょう。
ハム、ソーセージ、ウィンナー
1歳すぎくらいから、ほんの少し風味づけとして使うのはいいでしょう。
塩分も強く、添加物も気になるので、必ず茹でてから使います。
WHOはソーセージに発がん性物質があるので1日50g以下が望ましいと発表したことがあります。
これには違う見方があるものの、添加物には注意が必要なことには変わりはありません。
よって、3歳頃から1日1-2本(30g)程度を目安にしましょう。
かまぼこ・ちくわ・はんぺん
保存料などの食品添加物や塩分が多く含まれているので、出来る限り控えましょう。
あげる場合は、幼児期以降に。はんぺんはつなぎに卵白が使われているので、アレルギーの子は要注意です。
コンニャクゼリー
スルッと飲み込めてしまうコンニャクゼリー。
のどを詰まらせるとキケンなので、3歳以降に細かく切ってあげましょう。普通のゼリーなら1歳以降につぶして。
ケーキ
市販のケーキは糖分も油分も多いので、幼児期以降に。
ママが手作りした素朴なケーキは、離乳食後期からOK。
チョコレート
甘くて高カロリーで、虫歯の原因にもなります。 幼児期に与える必要はありません。
アイスクリーム
糖分が多く、おなかが冷えるので、3歳以降に。
スナック菓子
油分、塩分、糖質が多く含まれているので、小さいうちから食べさせないようにしましょう。
基本的に、嗜好食品を食べさせるのは遅めにしましょう。
ファーストフード
油分、塩分が多いので、大人も子どももなるべく食べないようにしたいものです。
(食べさせるとしたら、幼稚園以降がいいでしょう。)
コーヒー・緑茶・紅茶
カフェインが多く含まれるので、離乳期はNG。
3歳以降、家で、牛乳入りのミルクティーをお楽しみ程度に飲むくらいならOK。
家で淹れた紅茶なら、砂糖の量も把握できます。
ジュース・炭酸飲料
糖分が多く含まれて、炭酸飲料の刺激も赤ちゃんには強すぎるので、飲ませる必要はありません。
ジュースは、幼稚園(3歳以降)に入る頃から外食でお子様ランチのお楽しみとして飲む程度に。
イオン飲料は、熱があるときなどには最適な飲み物ですが、白湯(一度沸騰させた水をさましたもの)の代わりとして日常的に飲ませるのはNGです。
ケチャップ
後期食以降に、調味料として少量使う分にはOK。 フライドポテトなどにたっぷりつけて食べるのはおすすめできません。
マヨネーズ
完全に火を通してマヨネーズ焼きなどにしたものを完了食から。
マヨネーズは、生のたまごが使われているので、アレルギーの心配のある子は様子を見ながら食べさせましょう。
香辛料
香辛料の強い刺激は、素材の味や香りを打ち消してしまうので、幼児のうちは使わないほうがいいでしょう。
カレー粉は、後期食から風味付け程度に!
水道水
水道水は安全と言われていますが、消毒液なども含まれているので、離乳期は一度沸かしたものを冷まして飲ませます。
これを白湯(さゆ)といいます。
離乳食に使う場合も、必ず煮沸して。また、普通のミネラルウォーターは鉄分などが多く含まれていて消化に悪いため、赤ちゃん用のものを選んでください。
まとめ
ここに載っていない食材でも、初めて食べたあとの子供の反応を見守るなどの保護者のチェックは欠かせません!
楽しく一緒の食材を少しずつ食べられるようにしていきましょう!