キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーン♪
ひよこ組、24時間目の授業をはじめます!
ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!
その1、平均身長と体重は?
体重は出生時の約3倍に、身長は約1.5倍になります。
ですが、個人差が大きいので、他の子と比較しないで、我が子なりのペースで成長していくのを見守りましょう。
◆平均値◆ | 男の子 | 女の子 |
身長 | 69.4〜78.5cm | 67.4〜76.7cm |
体重 | 7.5〜10.8kg | 7.0〜10.2kg |
その2、授乳量の回数と量
授乳回数の目安 | 授乳間隔の目安 | |
生後11ヵ月 | 2~3回/1日 | 約3~4時間 |
ミルクの場合は1日に500ml前後、母乳は欲しがる時にあげても大丈夫です!
栄養の60~70%は離乳食からとるようになるので、授乳回数は減ってくる時期でもあります。
離乳食は3回食(10時、14時、18時目安)となり、授乳よりは食事がメインとなってきます。
その3、睡眠について
平均睡眠時間は約11~13時間。
お昼寝の回数も1回になってきます。
生活リズムを整えていく為にも日中はたくさん身体を動かし、夜は早めに寝れるようにしていきましょう。
夜泣きが続く子もいるので、お母さん自身の体を休める時間も周囲の協力を得ながら作っていきましょうね!
夜泣きについての記事もチェックしておいて下さい!
窒息のリスクがあるので、必ず寝るときは仰向けにしましょう!
その4、排泄について
生活リズムが整ってくると、排便の回数や時間帯もおおまかに決まってきます。
離乳食も3回食となり、うんちと一緒にそのまま食べたものが出てくることもありますが、ほとんどは食物繊維が多い野菜であったり、丸呑みしたりしたものなので、心配しなくても大丈夫です。
よく食べ、よく寝て、よく遊ぶ。生活リズムを整えて楽しく暮らすことが、いいウンチを出す一番の秘訣ですよ♪
その5、生後11ヵ月の特徴
言葉の理解が進む
「ワンワン」「ブーブ」といった意味のある言葉が出る子も増えてきます。
「バイバイ」「どうぞ」「ちょうだい」などの言葉を理解し、手を振ってみたり、おもちゃを差し出すなどの行動もします。
赤ちゃんは、ものすごい好奇心で、周囲の物や大人がする動作や表情を目で見て観察し、耳で繰り返し言葉を聞いているうちに、記憶力を発達させています。
そうしているうちに、物と言葉がつながり、動作と言葉がつながるようになっていくのです。
赤ちゃんの言葉は、ママや周囲の大人とのコミュニケーションによって育てられていくので、たくさん話しかけてあげましょう!
絵本や音楽に興味を持つようになる
音楽を聞くと身体を動かしたり、手をたたいたりできるようになります。
音楽は心が豊かになり、美的表現力や創造力の芽を育てます!
赤ちゃんは繰り返し繰り返し同じことを聞いたり、行ったりすることが大好きです。
まわりの人の優しい語りかけによって、「音」を覚え、「ことば」を覚えていきます。
特に、お母さんの語りかけ、よい絵本の読み聞かせが、こころに安らぎを与え、ことばの芽生えを促します。
選ぶ絵本は赤ちゃんの興味を引きやすい明るい色彩や、擬音語の多い絵本などを読み聞かせるといいですよ。
指先が器用になる
指先を使うことは脳へのいい刺激になります。
行動を実現できる力、集中力、身体能力など、さまざまな力の向上に繋がっていきます。
積み木を積み上げたり、つかみ食べをさせたりして、積極的に赤ちゃんの指先を使わせてみてくださいね。
伝い歩きが上手になり、歩き始める子も
階段や椅子などの高いところにもよじのぼれるようになります。
『歩くことが楽しい』『歩きたい』という意欲を高めていくのにオススメな玩具がこれです!
よく歩く練習に使われがちな歩行器ですが、まだ未発達な足に負担がかかり、足の発達に良くないので控えましょう。
つかまり立ちや伝い歩きをする時は、周りに玩具が散乱していないか注意し、転倒しても怪我に繋がらないようにジョイントマットやコーナーガード、ドアストッパーなどをつけ、しっかり環境を整えてあげましょう。
外遊びを充実させていきましょう
まだ歩くことができなくてもブランコやすべり台で遊んだり、砂場で砂をいじったり、ベンチを伝い歩きしたり、公園での遊びの幅が広がってきます。
外遊びをすると、よく眠ってくれようになります。昼寝や夜の睡眠を快適にするためにも、外遊びを充実させましょう。
また、この頃は赤ちゃんなりの社会性が芽生えてきて、自分と同じくらいか少し年上の子に興味を持ち始めます。
月齢や成長がちょっぴり早いお友達の姿を見て「あんなこともできるんだ!」と好奇心を持ち、新しいことにチャレンジしようとする刺激にもなるので、ママや赤ちゃんの体調の良い時は積極的に外遊びも行っていきましょう!
その6、歩き始めたらファーストシューズの用意
外で履くファーストシューズは、3、4歩歩けるようになってから用意しましょう!
靴は足を作るための大切な道具です。
しっかりとした靴選びは、赤ちゃんの足の発達を促してくれて、運動神経もUP!
選ぶポイント
- 足の甲を固定するための調節ベルトがついている
- かかと周りがしっかりしている
- 重心がぶれないよう靴を置いたときにぐらつかず、靴底が安定している
- 歩く時のつま先のゆとりは0.7mm~1.0cm
赤ちゃんの足のサイズをしっかり測ってから買う必要があるので、シューフィッターがいるお店で買うことをオススメします!
自宅でも適切な足のサイズが測れるこんなものもありますよ♪
まとめ
さぁ、あっという間に残り1ヵ月で1歳へ突入です!
赤ちゃんの動きはますます多彩になって、その分、椅子や階段からの転落事故なども増えてきます。
赤ちゃんの動きを、目で追ってしっかり安全確認をしていきましょう!