キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーン♪
ひよこ組、18時間目の授業をはじめます!
ひーろー先生と一緒に楽しく0歳児のことについて学んでいきましょう!
その1、平均身長と体重は?
この月の赤ちゃんの体重は通常、450~570グラムぐらい増えていくでしょう。
10kg近い体重の赤ちゃんは抱っこするのが大変になる時期でもあるので、パパママは無理のない範囲でスキンシップをしていきましょう!
◆平均値◆ | 男の子 | 女の子 |
身長 | 66.3~75.0cm | 64.4~73.2cm |
体重 | 6.96~10.14kg | 6.53~9.63kg |
その2、授乳量の回数と量
授乳回数の目安 | 授乳間隔の目安 | |
生後7ヵ月 | 3~5回/1日 | 約4時間 |
ミルクの場合は1回200~220ml、回数としては5回でそのうち2回は離乳食後にあげるミルクになります。
離乳食の後のミルクの量は140~160mlが目安です。
その3、睡眠について
平均睡眠時間は11~13時間。
お昼寝は午前9~10時頃と午後2~3時頃に各1時間程度、夜は10~13時間眠れるようになれば生活リズムが徐々に整ってきた証です!
夜泣きが酷くなる子も出てくるので、睡眠不足になる日も多くなってきます。
お昼寝のタイミングで一緒に寝たり、タイミングを見て身体を休めながら乗り越えていきましょう!
夜泣きについての記事もチェックしておいて下さいね!
窒息のリスクがあるので、必ず寝るときは仰向けにしましょう!
その4、排泄について
離乳食をはじめると、水分が不足して便秘になりがち。
意識的にお茶や水分などをあげましょう。
また、離乳食の食材が徐々に大きくなっていきますので、消化がうまくできなくて下痢になってしまうことがあります。
消化機能が発達していきますので、それほど心配することもありませんが、気になるようであれば離乳食のかたさや食材の大きさを見直してみましょう!
おむつかぶれをしないように、うんちをしていたらすぐに取り替えてあげましょう!
その5、生後8ヵ月の特徴
離乳食を自分で食べようとしたり、飲もうとしたりして手を伸ばすようになる
固形食に慣れてくる反面、喉につかえて嫌がったり、柔らかいものは吸ったり丸呑みする等、食べ方に変化が見られたりすることを見逃さないようにしてください
子どもが自分で食べようとする気持ちを大切にし、持たせてみたり、こぼしながらもコップで飲ませてみたりしてみましょう。
口から出したりする時は言葉をかけながら進め、様子によっては切り上げるなどして徐々に慣れていくようにしていきましょう♪
自分の思いが通らないと泣いて通そうとしてみたり、他の子が持っているものに興味を持ち、取り合いになったりする
感情の発達と共に思うようにならないと泣く、後追いをするなどの姿が見られるようになります。これらの愛着行動を大事にして、安心感や基本的信頼感に繋げていきましょう。
甘え泣きの時も気持ちを受け止め、十分満たしていってくださいね。
また、子どもの要求を大切に受け止め、身の回りにある玩具の数や種類を検討したり、十分に遊ぶことができるような環境作りもしていくと良いですよ!
盛んに声を出すようになり、大人の身振り手振りや話しかけられる言葉に分かった様子を見せる。
周囲にある物を盛んに触ったり、周囲の状況に応じていろいろな喃語を発したり、物音や話しかけた言葉を真似て繰り返したりするので、その様子を丁寧に応えていきましょう。
喃語が増えるにしたがい、仕草で要求を通すようにもなってくるので、「ちょうだい」「ありがとう」「ごはんにしようね」「オムツ替えようね」など、言葉と動作を結び付けて話しかけるようにしていって下さいね!
ハイハイが早くなり、お座りも安定してくる。つかまり立ちや伝い歩きも出来るようになってくる。
十分に動けるように環境を整えながらもバランスを崩しやすいので、危険には常に留意しましょう。
つかまり立ちや伝い歩きをする時は、周りに玩具が散乱していないか注意し、転倒しても怪我に繋がらないようにジョイントマットやコーナーガード、ドアストッパーなどをつけ、しっかり環境を整えてあげましょう。
探索行動が盛んになってくる
探索をしている時に何かを見つけたり、「あれ?」と感じたりする瞬間を見逃さず、子どもの得意げな気持ちや驚きなどの気持ちを感じとり、言葉を掛けて共感していきましょう。
探索行動によって自我や感性を育てていくので、「やってみたい」「自分でしたい」という気持ちを捉え、親が先取りしないようにしましょう。
探索行動は、その対象に近付き、口に入れる、見る、つまむ、いじるなどの行動となりますが、注意を怠ると事故に繋がりやすいので、子どもの様子から目を離さないようにしたり、周囲にある環境設定を考えていきましょう。
その6、歯磨きのスタート
乳歯が生えたら歯磨きを始めましょう!
最初は歯ブラシに慣れるためにくわえるだけでもOK!
パパママの仕上げ磨きはガーゼで軽く触れる程度にさっと拭います。
歯ブラシを自分で持ちたがるので、乳児用の安全対策がされた歯ブラシを持たせてあげましょう!
まとめ
感情表現が豊かになり、動きも活発になってくるので成長が楽しい時です!
ですが、誤飲や事故が起こりやすく、いろいろなものを食べはじめることでアレルギーが出やすい時期でもあるので、赤ちゃんの様子に特に注意していきましょう!