プレママ(たまご組)

6時間目・妊娠中期について

こんにちは!ひーろー先生(@hero_consultant)です。

 

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

キーンコーンカーンコーン♪

 

 

たまご組、6時間目の授業をはじめます!

 

 

 

ひーろー先生と一緒に楽しく妊娠中のことについて学んでいきましょう!

 

その1、妊娠中期(安定期)っていつのことを言うの?

妊娠5ヵ月~7ヵ月(16週~27週)のことを言います。

 

この頃にはつわりも落ち着き、食欲も旺盛になってきます。

 

ママの体はますます丸みをおび、おなかはますます目立ってくるでしょう。赤ちゃんは、骨がしっかりし始め、筋肉もついてくるころ。

 

体が大きくなるだけでなく、動きも豊かになってきて、胎動を感じ始めるママが多い時期です。足のむくみや静脈瘤、妊娠線などが出てくる人もいます。

その2、妊娠中期で気を付けたいこと

⭐貧血に気を付けよう
※妊娠中期以降はホウレンソウや小松菜、貝類、レバーなど、は鉄分の豊富な食材を意識的に摂るようにしましょう。もし貧血と診断され、産婦人科で鉄剤を処方された場合は、指示通りしっかり服用してください。

 

⭐腰痛になりやすくなる
※大きくなったお腹のため、お腹をせり出し反り返った姿勢になります。できるだけ反り腰にならないよう姿勢を見直し、長時間同じ姿勢が続かないように注意しましょう。

 

⭐便秘・痔にもなりやすい
※中期以降は大きくなった子宮が腸を圧迫して、便が出にくい状態に。妊娠中は肛門周辺がうっ血しやすいため、30〜50%の妊婦さんが痔になるとも言われています。
・妊娠初期から水分と朝食、食物繊維はできるだけ意識して摂る
適度に運動するなどでなるべく便秘・痔を予防する
症状がひどいときはそれ以上悪化させないよう、医師に相談するようにしましょう。

 

感染症に気を付ける
※感染症による切迫早産や妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病といったものは妊娠中期ころから発症しやすくなります。妊娠中であることを心に留めて、日々の生活では無理をしすぎずにゆったり過ごしましょう。

 

⭐皮膚の痒み
※妊娠中期から妊娠後期に痒みを伴った発疹が全身に現れることがあります。症状がひどいときは、自己判断で市販薬を使わず、産婦人科や皮膚科を受診しましょう。

 

⭐動悸・息切れ
※妊娠中期ごろから、心臓が1回の拍動で送り出す血液量が急速に増加します。そのため心臓に負担がかかるようになり、動悸を感じることがあります。
普段からゆっくり動作するように心がけ、動悸・息切れを感じたときには治まるまで休みましょう。安静にしても治まらないときや、咳、全身のむくみ、倦怠感などを伴う場合は医師に相談しましょう。

その3、赤ちゃんの状態は?

 

妊娠5ヶ月(16~19週)

身長20cm  体重150g

触覚が完成します。超音波検査では指しゃぶり姿を見られることも。聴覚機能も発達し、外の音に反応するようになります。積極的におなかに話しかけてあげましょう。また、このころには呼吸のような運動を始め、お腹の外に出たときに自力で呼吸できるように練習を開始します。超音波検査ではタイミングが合えば、性別が判断できることもあります。

妊娠6ヶ月(20~23週)

身長25cm  体重350g

筋肉や骨格が発達し、動きがますます活発になります。聴力がほぼ完成。また、生まれた後、呼吸する時に肺を広げる助けをしてくれる重要な物質、肺サーファクタントがつくられ始めます。

 

妊娠7ヶ月(24~27週)

身長30cm  体重1,000g

肺の構造は完成し、ここから生まれるまでの間にその機能が成熟していきます。このころから、血を作る場所が、肝臓から骨髄へと徐々に移行します。また、まぶたができ、目を開くことができるようになります。

 

その4、妊娠中期の適正体重は?

適正な体重増加は、妊娠前の体重によって目標値が分かれており、厚生労働省は、妊娠中の望ましい体重増加の目安をBMIの数値によって以下のように設定しています。

🔶妊娠前のBMI18.5未満(やせ) 適正体重増加:9~12kg

🔶妊娠前のBMI18.5以上25.0未満(標準) 適正体重増加:7~12kg

🔶妊娠前のBMI25以上(肥満) 適正体重増加:増加体重を個別に医師と相談

ちなみにBMI(肥満度)は以下の計算で算出されます。

BMI=体重(kg)÷[身長(m)÷身長(m)

 

ただし、上記は妊娠中を通して全期間の体重増加の目安です。

妊娠中期になると次第に体重が増えやすくなります。

 

妊娠中期を通しての体重増加の目安は5kg程度、急な体重増加はしないように、1週間に0.5kgまでの増加を目安にしましょう!

 

ただし、妊娠前のBMIが25以上の方については、主治医の先生と相談して対応してもらうようにしましょう。

 

●太りすぎで起こるリスク
妊娠高血圧症候群、妊娠糖尿病、分娩遷延など

●痩せすぎで起こるリスク
胎児の発育不全、低出生体重児など

 

妊娠中期の体重増加予防対策として、妊娠期にオススメな運動を紹介している記事があるので、こちらもチェックしておいてくださいね!

まとめ

妊娠中期は安定期となりますが、油断は禁物!

 

毎日、規則正しい生活を送りましょうね。

 

適度な運動とバランスの良い食事を心掛け、急な体重増加に気をつけながら必要な栄養をしっかり摂りましょう!

 

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今日も明日もたくさんの幸せが舞い込みますように!

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