キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーン♪
たまご組、5時間目の授業をはじめます!
ひーろー先生と一緒に楽しく妊娠中のことについて学んでいきましょう!
目次
その1、そもそも出産予定日の計算方法は?
最終月経の始まる初日を0週0日として、7日で1週と数えたものが妊娠週数です。 出産予定日は、妊娠0週0日から数えて280日後(40週0週)になります!
さぁ、あなたの出産予定日はいつかわかりましたか?
その2、妊娠初期っていつのことを言うの?
妊娠0〜13週まで(妊娠1、2、3ヶ月と4ヶ月の半ば)のことを言います!
妊娠が成立して、激しくホルモンが変化するこの時期は、徐々に妊娠特有の症状が現れ、その代表的なものが「つわり」です。
妊娠超初期~初期は、赤ちゃんの体が形成されていく大事な時期。この時期は気をつけるべきことがたくさんあります。はっきり妊娠がわかっていなくても、妊娠を希望する人、妊娠の可能性がある人も体調管理や生活習慣に気をつけましょう。
つわりについては3時間目の授業の記事でも詳しく書いてあるので、チェックしておいてくださいね!
その3、妊娠初期で特に気を付けたいこと
⭐感染症に気を付けよう
※妊娠中は免疫力が下がるため、風邪やインフルエンザをはじめ、感染症にかかりやすくなります。感染症の中にはお腹の赤ちゃんに影響を及ぼすものもある
⭐タバコをやめる
※流産率が2倍になる」「早産率が1.5倍になる」「低出生体重児になる」など深刻なリスクがあります。もちろん受動喫煙もNG!!
⭐お酒を飲まない
※赤ちゃんの脳の発育を阻害する「胎児性アルコール症候群」のリスクを高める
⭐カフェインを含む飲み物は避ける
※摂りすぎると貧血気味になったり、胎盤への影響や、出産時の低体重などのリスクがある
⭐薬の服用はお医者さんに相談してから
※薬の服用は、胎児に影響が出ることがある
⭐激しい運動はやめましょう
※妊娠超初期~初期は流産しやすいので、ランニングなど心拍数が上がるような強度の運動はNG!お腹が圧迫されたり、転倒の危険性があるスポーツもやめましょう!
妊娠中の運動については4時間目の授業のブログでも紹介してあるので、こっちもしっかりチェックしておいてくださいね!
その4、赤ちゃんの状態・ママの子宮の大きさは?
赤ちゃんは妊娠初期の4か月で身体の部位がほぼできあがります。
妊娠2ヶ月(4~7週)
身長0.4cm~1.2cm 体重1g~4g
頭、胴体、手足の区別がつくようになり、目、耳、口、歯ができ始め、中枢神経系や心臓、肺の形成が始まります。
6週ごろから超音波検査で心拍が確認できるようになります。
お母さんの子宮は鶏卵よりも少し大きめ(8~9cm)まで成長します。
※非妊娠時の子宮の大きさは鶏卵大(6~8cm)
妊娠3ヶ月(8~11週)
身長1.8cm~6cm 体重5~12g
手足の指が分かれ、超音波検査で手足の動きが確認できることもあります。3か月ごろには超音波検査で心臓の音が確認できるようになります。赤ちゃんは肝臓で血をつくり始めます。
お母さんの子宮はガチョウの卵大(9×6cmぐらい)~女性の握りこぶし大まで成長します。
妊娠4ヶ月(12~15週)
身長15~16cm 体重100g
内臓がほぼ完成し、機能も発達し始めます。超音波検査でおしっこをしているのを確認できる場合もあります。
胎児は羊水の中を自由に動き回るようになり、性別の区別ができるようになります。この時期から産毛が生え始めます。
4か月の終わりごろには胎盤がほぼ完成しへその緒から栄養を吸収できるようになります。
お母さんの子宮は男性の握りこぶし~新生児の頭の大きさ程まで成長しますよ!
その5、妊娠初期の出血…どうしたらいいの?
妊娠初期の出血は不安になりますが、すでに赤ちゃんの心拍が確認できている、出血量が少ない、一時的な出血であればそれほど心配ありません。
ただし、真っ赤な血が大量に出て、出血が止まらないとき。出血量はいつもの生理の2日目よりも多い量を目安に、それ以上の量が継続して出る場合は流産などのリスクが高いと言えます。
妊娠初期の出血は、妊娠したことで生じたもの、もしくは子宮疾患が要因になるもの、どちらかが主な原因となります。
生理2日目より多い量の出血が続く場合は、かかりつけの医師に電話で相談の上、必要な指示を受けましょう。
まとめ
妊娠初期は、妊娠に初めて気が付く時期でもあり、そのタイミングも人それぞれ。
しかし、この段階で赤ちゃんの健康のために気を付けておきたいことがたくさんあります!
ママの体調の変化も一番起きやすい時期なので、自分の身体を最優先で、周りのサポートを受けながら、無理せず頑張りすぎず、ゆったり生活していきましょう!